匂いは第一印象を基準に
こんにちは!
紅葉が深まり街路樹のイチョウもきれいな黄金色に染まりました。夜道を歩いていると店舗のライトに照らされてかなりきれいなコントラスト。落ち葉から漂う枯葉の甘い匂いに癒されます。
【ライトアップされた夜のイチョウ】
さて、鼻には段々とにおいに慣れていく『順応』という特徴があります。よそのお宅の玄関は何か匂うのに、自宅の玄関は匂わないという経験は皆さんよくあると思います。臭くないから我が家の玄関は清潔なんだわ!と思うかもしれませんが、実は鼻が慣れているだけという可能性も・・・。長期旅行後など久しぶりに戻ってきたときに、おや?と思うのであれば普段は鼻が順応しているのかもしれません。
【玄関の匂い大丈夫?】
香水や柔軟剤、ルームフレグランスなどの香り製品も同じです。いつも使い続けているといつの間にか鼻が順応しています。すると、香りが物足りなくなり、気づかぬうちに使用量が増えていることもあります。他人から見れば益々匂っているにもかかわらず・・・
私は学生時代に毎日同じ香水をつけていた時期があるのですが、その頃の友人に久しぶりに会ったとき、『そーいえば、小林さんはいつも香水付けていたよね~』と言われハッとしたことがあります。自分では、かなり微香に調整していたつもりが、そんなにはっきりと印象に残っていたとは! 知らず知らずのうちに使用量が増えていたのでしょう。きっと付け過ぎです。(反省)
香りやにおいが苦情になるとしたら、この感覚の差が原因なのではないでしょうか。自分では良い香り(あるいは無臭)と思っても、実はだいぶ強いにおいを放っていたとしたら、ちょっと怖いですね。
そんなこともあり、今では洗剤や柔軟剤、シャンプーなどを変えたら、最初に嗅いだ時の第一印象を意識的に覚えるようにしています。中には、『うわっ、ちょっとにおいが重くて気持ち悪い!』『尖った香りだな!』など、否定的な感想を持つこともあります。
でも、捨てるのがもったいなくてそのまま使い続けることもあるのですが、そのうち嫌なにおいと思わなくなったり、香りを感じなくなってきます。ここで、匂いがあまりしないからもう少しと使用量を増やすことは絶対にしません。私の鼻が順応してしまっただけで、きっと周りには十分香っているのですから。
匂いの好みは人それぞれなので難しい所ですが、客観的な視点をもって付けすぎに注意したいですね。
(ホームページ担当 小林)