保育園の臭い対策(給食の調理臭)
近年、保育園の給食が原因で発生する「臭い」に対する苦情が増えています。具体的には、保育園の給食室から漂う食材や調理中のにおいが、周辺住民にとって不快に感じられるというものです。
保育園としては、栄養バランスの取れた食事を提供することが重要ですが、その過程で発生する臭いについても、周囲への配慮が求められています。
問題解決のために
このような問題を解決するためには、保育園と地域住民との間でのコミュニケーションが不可欠です。
例えば、定期的に住民との対話の場を設け、給食メニューや調理方法について見直すことで、双方が納得できる解決策に近づけるでしょう。
また、最新の空調設備や脱臭技術を導入することで、給食の調理中に発生する臭いを効果的に抑えることができるかもしれません。
保育園の給食には小型の中和消臭器
今回は、脱臭装置の中でもコンパクトでメンテナンスが簡単なデオドールの中和消臭器による解決例をご紹介いたします。
こちらの保育園では、厨房の排気ダクトに中和消臭器 DC-6SⅡを設置しました 。
消臭器内部にセットした消臭剤から消臭成分が気体となってダクト内に広がり、給食室から出る厨房排気の臭いを改善することができます。
【消臭器の設置イメージ】
【排気ダクトに取り付けた中和消臭器】
【機器にセットした消臭剤】
天井内への設置でしたが、このサイズなら難なく取り付けることができました。(消臭剤交換のため点検口が必要です。)
幼稚園でも増えている臭い問題
給食の臭いについては、保育園だけでなく幼稚園でも問題になっています。お昼ごはんだけでなく、おやつまで手作りという園も少なくありません。
DCシリーズは調理時間に合わせた運転が可能で、消臭剤の交換も簡単なので、例えば室内に設置すればメンテナンスも自分たちでできます。
4月は新たなスタート、園児たちも待っています。
緊急事態宣言が発令された今、心配は尽きませんが来年は満開の桜を心から楽しみたいですね。また、皆様の無事をお祈り申し上げます!
(名古屋支店 西)
(更新日:2024年6月28日)