玄関のにおい3つの原因を探る!効果的な対策と消臭法
扉を開けて最初に入る空間、それが玄関です。家の第一印象を決める玄関はまさに家の顔になる空間です。そんな玄関に入った瞬間、あれ?なんか臭う・・・と思ったことはありませんか?
玄関に気になる臭いがあると、お客様を招いたときも少し心配になりますよね。
そこで今回は、玄関に漂う臭いの原因とその対策や消臭剤の活用についてご紹介します。家に帰って最初に嗅ぐ「におい」にがっかりしないように、しっかり対策していきましょう。
玄関の臭い3つの原因
玄関で感じる臭いの原因は大きく分けて3つあります。①玄関からの臭い、②家の中からの臭い、③湿気です。それぞれの原因の詳細をみていきましょう。
①玄関からの臭い
玄関から発生するにおいの主な原因は、「靴」と「シューズボックス」です。一日履いた靴は汗と汚れが付着していて、よく乾燥させないと雑菌が繁殖してしまうこともあります。
意外と見落としがちなのがシューズボックス。目につきやすい玄関のたたきは小まめに掃除しますが、シューズボックスの中までは・・・というご家庭も多いのではないでしょうか。
汚れが付着したままの靴とホコリのたまったシューズボックス。これらが雑菌の温床となり臭いが発生してしまいます。
②家の中からの臭い
家の中で発生したにおいが玄関で漂ってしまうこともよくあります。家庭内でまず挙げられるにおいは「キッチンの調理臭」。換気がうまくいってないと、キッチンのみならず家屋全体に臭いが充満してしまうことがあります。
他にもトイレやお風呂・洗面所の排水管から発生する下水臭、香水や衣服に残った柔軟剤のにおい、ペット臭、タバコ臭、体臭など、家の中から発生するにおいはいくらでもあります。これらが混じり合って不快な臭気になるのです。
③湿気
外と扉一枚で仕切られている玄関は外気の影響を受けやすい場所です。結露が発生しやすくカビが生えやすい場所でもあります。
雨の日は濡れた靴や服で帰宅しますし、レインコートを玄関にかけておく方も多いかと思います。玄関は自然と湿気が溜まりやすい場所になるため、湿った臭いやカビの臭いが発生しやすくなっています。
玄関・室内・湿気 それぞれの臭い対策方法
玄関の臭いの原因が分かったところで、ここからは原因別の対策方法をご紹介します。それぞれに合った対策をして効果的に消臭しましょう。
靴やシューズボックスの掃除
原因が「汚れ」「雑菌」ですので、やるべきことはまず「掃除」です。玄関掃除のついでにシューズボックスの中も軽く掃除する習慣を。一日履いた靴はすぐにシューズボックスにしまわず、しっかり乾燥してから入れるようにしましょう。
靴は臭い対策のためにも定期的なメンテナンスをおすすめします。スニーカーは丸洗い、革靴はブラッシング、クリーナーを使ってお手入れし、靴裏の汚れも除去するとよいでしょう。
シューズボックスの中に除湿剤をいれておくのもおすすめ。湿気を防いで雑菌の繁殖を減らす効果が期待できます。防臭・防カビシートや新聞紙を敷いてもよいですね。
家のにおいの換気
家の中で発生したにおいの一番の消臭方法は「換気」です。しかし、室内全体に広がってしまった臭いを全部入れ替えるのは大変です。料理の時、お風呂に入る時、トイレを利用する時など、その都度臭いの発生源近くで換気をするのが効果的です。
また、玄関の反対側にキッチンやお風呂場がある場合には、そこの換気扇を回しておくのもよいでしょう。空気の流れを室内へ向かうようにしておけば、玄関の扉を開けたときに勢いよく臭いを感じることもなくなります。
換気扇のお掃除もお忘れなく。排水管の詰まりも要チェックです。
湿気の除去
玄関の「湿気を除去」することも大切です。雨の日に履いた靴はできるだけ早く乾燥させましょう。新聞紙を詰めたり、靴用の乾燥器にかけても効果的。鞄やコートについた水滴は可能な限り外で払ってから玄関に入るよう心がけてください。
室内と外部との寒暖差があると結露が発生してカビが発生しやすくなります。玄関は見た目の問題もあり結露予防シートを張るのはなかなか難しいかもしれませんが、結露取りワイパーや結露防止スプレーなどを使ってこまめに湿気を除去したいですね。
窓があれば少しでも換気をして結露が発生しにくい環境を整えてあげましょう。
目的で選ぼう!玄関に最適な消臭剤とは?
掃除や換気を徹底しても、なんとなく臭いが残っている・・・そんな時には消臭剤や脱臭剤の利用をおすすめします。玄関の「どこに」「何を」置くかを考えて、目的にあった消臭剤・脱臭剤を選ぶことが大切です。
■シューズボックスには脱臭剤
シューズボックスの臭いを消したい場合は「脱臭剤」がおすすめ。シューズボックスは狭く密閉された空間で、イソ吉草酸やカビ臭など様々な臭いが留まります。色々な臭いを吸着する働きがあり、狭い空間で力を発揮する脱臭剤はシューズボックスにピッタリです。
できれば脱臭剤を置く位置も工夫して、上段と下段、左右バランスよく置くとボックス内で均一に効果を期待できます。
■部屋の臭いには消臭剤
室内の臭いについてはキッチンやトイレ、それぞれの場所でそれぞれの臭いに合った「消臭剤」を置くことがベスト。臭気発生源でしっかり消臭して玄関まで臭いが流れないようにしましょう。
ポイントは臭い発生源のそばに置くこと、空気の流れをみて、流れの上流におくことがベストです。
脱臭剤と消臭剤の違いについては、、脱臭と消臭の違い もご参照ください。
■玄関を入った瞬間のイメージアップには芳香剤
玄関の扉を開けて家の中に入った瞬間の臭い対策には「芳香剤」がおすすめ。なるべく扉の近く、鼻の高さに置くと香りを感じやすくなりますよ。
ただし玄関の臭いがまだ残っている場合は、その臭いと混ざって嫌な臭気にならないか確認が必要です。
イメージアップもできるデオドールの消臭剤
玄関の臭いは家に帰ってきて最初に嗅ぐにおい。できれば心地よい香りに変えて、ゆったりとしたプライベート空間にしたいですね。
デオドールが提供する家庭用フィトンチッド消臭剤なら、「消臭」+「香りによるイメージアップ」が同時にできます。玄関だけじゃなく家庭内全般の臭い対策として商品を取り揃えておりますので、一度是非覗いてみてください。
(更新日:2024年10月 9日)