(画像はイメージです)
対象臭気
食肉を加工し餃子の餡を作る工程で発生するにおい
臭気濃度:推定1,000~2,000
排気風量:3,000CMH
餃子工場の様子
一日で数十万個の餃子を製造している食品工場。手作りのおいしさにこだわり当日仕入れた豚肉を工場内でミンチにしています。
工場周辺は田畑や他の製造工場も多いのですが、住宅も点在しています。近隣対策として脱臭装置の導入を検討することになりました。
屋上にある排気口
デオドールが選ばれた理由
消臭効果とサイズが決めて
排気の臭い対策の基本であるダクト延長は既に屋上までされていました。さらに脱臭装置を追加して臭気を抑えたいとのご要望ですが、工場内に大型の機器を新たに置くスペースはありません。
小型の中和消臭器でテストをしたところ効果を実感いただき導入決定。メンテナンスも簡単な、排気ダクトの側面に直付けできる中和消臭器 DC-6SⅡが採用されました。こちらの機種はダクトのサクション側に設置することで、動力無しで消臭剤を送り込むことができます。
餃子工場のにおい対策
ダクト側面に取り付けた中和消臭器
消臭器内部に消臭剤をセット
消臭器を通過する風量を調整
使用した脱臭装置
- 脱臭装置
- 中和消臭器 DC-6SⅡ 2台
サイズ:303×203×396H(mm)
電源不要 - 消臭剤
- 消臭ビーズ100gパック(マイルドブレンド)
消臭後の様子
消臭器を導入する前は、ニンニクや調味料が混ざった少し生臭いにおいがしていましたが、導入後は臭気もだいぶ弱まり喜んでいただけました。植物精油の効果で生臭さも無くなり、すっきりした印象に変わっています。
弊社の中和消臭器は、消臭成分を気体にして外部へ放出することができます。空気のような消臭剤は圧力損失がほとんどなく、サクション側へつなぐことで排気ファンの力でダクト内へ自然に吸い込まれます。
脱臭装置を導入するからといって、既存の排気ファンを大型のものに変更する必要がありません。