原因臭気
廃棄物(粗大ゴミ、不燃ゴミ、プラスチックゴミなど)の最終処分場。
ゴミを投入するピット(約1,000m2)とゴミを破砕してコンベアで流す空間があるが、収集車の出入りの度にシャッターが開くため臭いが外に漏れていました。
お客様のご要望
ゴミの腐敗臭で近隣住民に迷惑をかけないように、自分たちで簡単に操作できる脱臭装置が欲しいとのご要望です。
デオドールが選ばれた理由
同じ最終処分場内の臭い対策(ゴミの破砕処理センター排気)として、既にデオドールの中和消臭器 VFD-1050TMの採用実績がありました。
この時は臭気対策アドバイザーの下、複数の脱臭メーカーによるデモテストが行われ、結果が良かったことからデオドールに決定しています。その後、破砕処理センター内の消臭も担当させていただきました。
排気対策に採用されていたVFD-1050TM特注品
今までの実績からゴミ臭に対して消臭効果がある中和消臭器を、ごみピットの投入口でも導入できないか検討することになりました。
脱臭のポイント
空間消臭に適した気体の消臭剤による中和消臭のうち、ポータブルで場所を取らない小型の機種を選びました。
半年ほどデモテストを行いベストな消臭剤を選び、拡散ファンを用いて消臭剤が広範囲に広がるようにしました。
空間の広がる廃棄物最終処分場
拡散ファンで消臭剤を広げます
小型で移動しやすいポータブルな本体
消臭剤の残量が確認できる窓付き
設置機種
- 消臭器
- 中和消臭器 DMD-02ATⅡ 2台
- 消臭剤
- 無香ブレンド(50%濃度に調整)
対策後の様子
鼻を突くツンとした臭いが減っていると喜んでいただきました。
処分場は広く臭気の発生場所が多いので、今後も近隣に迷惑のかけそうなところから消臭器を設置したいとのご希望です。
その後、追加で3台ご注文をいただいております。
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