動物保護施設のにおい対策事例|近隣苦情ゼロへ、排気+室内の2段階脱臭
「どんなに掃除しても、においが消えない...」「近隣から苦情が来たらどうしよう...」そんな悩みを抱える保護施設スタッフの皆様へ。地域との共生を叶えた解決策をご紹介します。
毎日掃除しても、においはなくならない
関東地方のある動物保護施設では、主に犬・猫を保護・収容しています。スタッフは毎日丁寧に清掃を行っていましたが、どうしても動物臭が発生してしまいます。生き物である以上、排泄は避けられません。また、保護頭数が多い施設では、個々にシャンプーを行うことも難しい。
「においで近隣に迷惑をかけているかもしれない」という不安が、スタッフの心理的な負担にもなっていました。
「排気」と「室内」のダブル対策
こちらの施設では「排気設備」を通じて外に排出されるにおいと、「室内空間」で発生して広がってしまうにおいの2種類があり、どちらか一方だけを対策しても不十分でした。そこで、それぞれに専用の機器を設置しました。
1.【排気設備】吸着脱臭フィルター(KCFシリーズ)
各部屋の排気をまとめた排気ダクトの中間に設置。動物臭を含んだ空気を活性炭フィルターに通し、においを吸着してから外に排出します。倉庫天井に天吊り設置しており、日常業務の邪魔になりません。

排気ダクトに接続した脱臭装置(KCFシリーズ) 倉庫の天井に天吊り設置

点検扉を開けたところ。活性炭フィルターは定期的に交換します
動物臭や排泄物臭を物理的に吸着。施設外部へ「におい」が届く前にシャットアウトします。
2.【室内空間】森林浴消臭器(ミニフォレスト)
室内には、植物由来の「フィトンチッド」を放出する消臭器を設置。芳香剤のように香りでごまかすのではなく、中和消臭で空気を浄化します。

天井に設置したミニフォレスト(フィトンチッド消臭器)
消臭剤は人にも動物にも優しい成分なので、保護動物たちがいる空間でも安心して24時間稼働させられます。
脱臭後の様子
設置後、実際に排出口でにおいを確認しましたが、動物臭はほとんど感じられませんでした。驚くことに、近隣にある別の工場のにおいの方が気になるほど。
施設スタッフ様からも「これで、保護活動に集中できます。」とお喜びの声をいただきました。

排出口(においの出口)で臭気を実際に確認
対策のポイントまとめ
| 対策エリア | 使用機種 | 期待できる効果 |
|---|---|---|
| 排気設備 | 吸着脱臭フィルター(KCF) | 近隣苦情の防止、施設周辺のクリーン化 |
| 室内空間 | 森林浴消臭器(ミニフォレスト) | スタッフ・来客の不快感解消、室外への臭気漏れ改善 |
施設担当者様へのメッセージ
動物保護施設にとって、におい対策は単なる衛生管理ではなく、「地域から信頼されるための投資」です。「におわない」という安心感があれば、スタッフも保護活動に専念でき、譲渡会にも自信を持って地域の方々を招待できます。
「うちの施設でも相談できる?」と思ったら、まずはお気軽にお問い合わせください。においの種類や施設の規模に合わせてご提案します。
(更新日:2026年5月14日)
