土壌リサイクルセンターで発生する臭い
こちらの土壌リサイクルセンターは、建設現場から排出される廃棄物の他、不法投棄されたゴミを含むいわゆる「廃棄物混じり土」にも対応している中間処理施設です。
廃棄物混じり土には瓶などの容器も混入しており、容器内に残っていた液体が腐敗し悪臭を放っていました。
近隣対策はもちろんのこと、分別作業にあたるスタッフのためにも臭いを消臭したいとのご要望です。
デオドールが選ばれた理由
当社のホームページでは、工事現場など屋外の開放空間を消臭した事例も紹介しています。そちらをご覧になった施設からお問い合わせがありました。
土壌リサイクルセンターに伺って状況を確認した後、デモ器を使って消臭テスト。その効果に納得され導入が決まりました。
消臭のポイント
掘削した土壌の分別は重機を使って屋外で作業します。土を掘り起こすと臭いが発生しやすいため、作業中は近隣への臭気対策が必要となります。拡散用ファンを用いて、屋外に消臭剤を拡散させます。
屋外に広がる臭気の消臭イメージ
屋外での土壌分別作業
中和消臭器と拡散用ファン
土壌に含まれていたゴミはベルトコンベアで移動しながら、手作業で分別されます。常に5、6人いるスタッフの環境改善のために、配管ホースで延長して消臭剤をこの作業場にも拡散しています。
もう1台の中和消臭器
消臭剤の吹出口
当社の植物精油消臭剤は、液体を噴霧するのと違い気体状態となって空間に広がるので、むせたり濡れる心配がありません。
導入した脱臭装置
- 消臭器
- 中和消臭器 DMD-02AT 2台(レンタル)
- 消臭剤
- 植物精油消臭剤
無香ブレンド+シトラスミント(50%希釈)
対策後の様子
中和消臭器を導入後は、周辺に漂っていた腐敗臭をほとんど感じなくなり、施設の皆さんにも喜んでもらえました。
臭気の強い土壌を処理する特定の期間だけ消臭をご希望のため、機器は常設ではなくレンタルとしました。現場でテストすることで、こちらの施設の臭いに効果的な消臭剤を選ぶことができました。
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