とあるステーキ屋さん。お肉を焼く様子が店内からも見えてなんとも美味しそう。新鮮な野菜のサラダバーもあり、平日ランチタイムも大盛況です。
実は屋上の人目に付かないところに、弊社の中和消臭器(DMDシリーズ)が設置されています。今回は、こちらの厨房排気の脱臭事例をご紹介します。
導入のきっかけ
お店側から「近隣のマンションから臭いの苦情があり、対策を考えているので相談に乗って欲しい。」とご相談がありました。
よくお話を伺ってみると、電気集塵機とフィルタータイプの脱臭装置は既に設置しているようです。しかし、ソースやタレを付けて焼く肉の甘いにおいが完全に取り切れてはいないので、さらに装置を追加したいとのこと。「排気のニオイを、少し香りを付ける感じで変化させたいのですが・・・」というご要望でした。
まずはデモ器で消臭テスト
排気のにおいを変える、つまり臭質を変化させるのに弊社の「中和消臭器」はうってつけです。日時を調整して現地にお伺いしました。
1週間ほどテストしたところ、効果を気に入っていただき直ぐに採用が決まりました。
【排気ダクトに接続したテスト器】
導入した脱臭装置
採用された脱臭装置は中和消臭器DMD-02ATⅡ。本体は電子レンジほどの大きさで、重さも約5kgと軽量です。厨房排気関連の設備が、所狭しと配置されている屋上にはこのコンパクトサイズが重宝します。
消臭剤は排気ダクト内に放出しますが、テスト時に開けた50φの穴はそのまま利用し、消臭器本体のみ付け加える形で設置できました。
【本設置した中和消臭器】
【屋上に設置したもう一台の中和消臭器】
【雨よけカバーを開けたところ】
消臭後の様子
弊社の中和消臭剤は気体のため、排気後も調理臭と反応しながら大気中に広がっていきます。排気口で確認したところ、臭いがすっきりとした印象にかなり変わっていましたが、向こうのマンションへ届くころには、さらに臭質が改善されしっかりと消臭効果を発揮することでしょう。
【ステーキハウス厨房排気の排気口】
脱臭装置の導入をご検討中の方へ
中和消臭器のテストでは消臭剤を挿入するためダクトに50φの穴を開けることになりますが、もし不採用となっても大きな傷跡にはなりません。
お客様には納得の上ご利用いただきたいですから、脱臭装置の導入を迷っている場合はぜひ消臭器のテストをご検討ください。